目次
1.はじめに
2.65歳以降をどのように過ごすか
3.なぜ「社労士試験」なのか
4.社労士試験の概要と受験資格
5.試験科目と合格基準
6.勉強時間と年間スケジュール
7.勉強方法と問題の解き方(攻略法)
8.試験日直前2週間の過ごし方と試験当日の心構え
9.最後に
1.はじめに
現在は法令により、65歳までの雇用が何らかの形で全ての企業に義務付けられています。
つまり、誰でも60歳定年退職後も希望すれば継続雇用又は再雇用等により、65歳までは雇用が担保されているということです。
担保されているというより、働かなければ暮らしが成り立たなくなります。
何故なら、
昭和36年4月2日以降生まれの一般企業の「厚生年金第1号被保険者」の男性(女性は5年後にずれ)は、65歳までは「老齢厚生年金」、「老齢基礎年金」とも「繰り上げ請求」しない限り、いずれの支給も無く全くの無年金となってしまうからです。
従って、大方のサラリーマンは、65歳までは働く意欲と能力がある限り働き続けることになります。
これは、「少子高齢化の進展」、「労働力人口の減少」等によって、現在、政府が推し進める「働き方改革」にも呼応するものです。
人が働くということは、経済的な理由の為だけでなく、社会に関わり、社会に貢献したいと考える人間本来の持つ欲求でもあり、幸福感をもたらすものです。
そこで大切なのは、65歳以降の生き方です。
誰でも健康でいられるうちは、「まだまだ輝き続けたい。」と思うものです。
ただ、定年制を廃止している企業は中小企業を中心に、未だ約2.9%(平成30年度厚労省データ)にとどまります。
よって、新たに職を求める65歳以上の高齢者はハローワーク等へ行き、求人広告を見ることになりますが、・・・
現実には、希望する職種に在りつける事はなかなか難しいです。
何故なら、
現在法令で、求人広告には原則として年齢制限を設けることを禁じています。
一見求人件数は多いように見えますが、企業が採用するかどうかは全く別問題で、企業側の自由です。
企業が求める人材は、体力があり、視力も良く、仕事の覚えが早く、効率よくフルタイムで働ける若い労働力だからです。
しかし、労働生産性や将来性の観点から、高齢者を積極的に受け入れようとする企業は、それ程多くないのが現実です。
2.65歳以降をどのように過ごすか
そこで、65歳退職後の「前期高齢者」になってからの人生をどのように、しかも、生き生きと過ごすかが課題となります。
釣りや園芸等の趣味に打ち込む人も多くおられます。
その一方で、「自分は学生時代、勉強が苦手で、やり切った感が無いまま社会に出てしまった。そして、そのまま流され、『定年』を迎えてしまった。
今、時間はたっぷりある。もう一度、何かを学び直したい。
そして、願わくばそれが国家資格の取得につながるのであれば、なお結構・・。」
そのように考える人が増えてきているようです。
その一つの例として、最近60歳代の合格者数が増加傾向にあるのが国家試験の一つである社会保険労務士試験です。
ここ数年の60歳代以上の合格者割合の推移を見ると、
平成28年度 8.4%
平成29年度 8.5%
であったのに対し、
平成30年度は、9.3% に増加しています。
しかも、全体の受験者数は減少傾向にあるにもかかわらずです。
そして、合格者の年齢幅が10歳代から80歳代までと幅広く、
最高齢合格者の方は84歳です。(社労士試験オフィシャルサイトより)
もともとこの試験は、30歳代から40歳代のサラリーマンや主婦層などに人気が高い と言われています。
その理由は、「法律系五士業」の中では特に大学で法律を専門に勉強した経験が無くても、また仕事を持ちながら、家事をしながらでも比較的浅い勉強で合格することができるからです。
そして、受験勉強で学んだ知識は実生活に直結しています。
4.社労士試験の概要と受験資格
⑴社労士試験の概要
社労士試験は年1回、毎年8月の最終日曜日に実施されます。
試験時間は午前10時から始まり、午前中に【選択式問題】が80分、
午後からは 昼食休憩(1時間)を挟んで五肢【択一式問題】が210分、
トータルで290分(4時間50分)です。
ほぼ、まる1日がかりですので高齢者(筆者も)には、若干厳しいです。
受験申込は郵送で、4月中旬から5月末迄なので、それまでには「全国社労士連合会 試験センター」から受験案内を取り寄せておく必要があります。
受験料は、9,130円(令和3年度から15,000円)です。
⑵受験資格
受験資格は、①短大卒程度の学歴②一定の国家試験合格者③一定の事務経験者となり、
学歴が中学校卒業までの人でも受験できるチャンスがあります。
中でも興味深いのは日本郵便株式会社の社員で、平成19年10月の民営化前までに3年以上「窓口業務」などの経験を有する人なども対象になることです。(筆者は郵政出身です。)
5.試験科目と合格基準
⑴試験科目
【選択式問題】は、①労働基準法と労働安全衛生法から1問(空欄が5か所)
②労災保険法から 1問(空欄が5か所)
③雇用保険法から 1問(空欄が5か所)
④労働に関する一般常識から 1問(空欄が5か所)
⑤社会保険に関する一般常識から 1問(空欄が5か所)
⑥健康保険法から 1問(空欄が5か所)
⑦厚生年金法から 1問(空欄が5か所)
⑧国民年金法から 1問(空欄が5か所)
【択一式問題】は、①労働基準法と労働安全衛生法から 10問
②労災保険法と保険料徴収法から 10問
③雇用保険法と保険料徴収法から 10問
④労働・社会保険に関する一般常識から10問
⑤健康保険法から 10問
⑥厚生年金法から 10問
⑦国民年金法から 10問
以上、【選択式問題】が大問で8問(穴40か所)、
【択一式問題】が大問で7問(小問70問)となっています。
従って、単純に試験時間を問題数で除すと、
【選択式問題】大問の1問が10分、
【択一式問題】小問の1問が 3分となりますが、
マークシートの記入や、見直し時間を考慮すると【選択式問題】は余裕がありますが、【択一式問題】の方は小問1問を2分30秒くらいで解かなければなりません。
⑵合格基準
合格基準が厄介者で、毎年全受験者の平均点により一定のルールに従って変動します。
ただ最低でも、【選択式問題】は6割 (24点)
【択一式問題】は6割5分(46点)
を「足切り」にかからないように得点しておくのが安全です。
「足切り」というのは各科目ごとに最低基準点が設けられているということで、
不得意科目を他の科目の得点でカバーすることができません。
つまり、原則的には1科目でも基準点に満たなかった場合は、その時点で不合格と判定されてしまいます。
さらに、「税理士試験」のような「科目合格」はありませんので、
試験に落ちてしまったら翌年はまた1から全科目を勉強し直さなければなりません。
6.勉強時間と年間スケジュール
⑴勉強時間
合格に必要な勉強時間は一般的に、平均約1,000時間以上と言われています。
つまり、1日4時間づつ勉強するとすれば約8か月必要になります。
高齢になると、体力、気力、集中力等が衰えてきますので、
1日3時間づつ1年間の勉強法が良いです。
勉強する為の時間配分は午前中はウォーキング等で体力維持を図り、
主に午後の時間帯に集中させます。
予定が終わらないときは夜に残した分をするようにします。
テレビは基本的に、ニュースと天気予報ぐらいしか観ないように心がけると勉強時間が確保できます。
全くの「独学」では合格は難しいと言われています。
そこで自分に合った予備校を見つける必要があります。
通信教育には、DVDやWebを使った予備校が沢山あります。
通学しなくても手軽でしかも時間を有効に活用しながら受講できます。
予備校選びのポイントは、7割の得点を目標として各法令の基礎学習に重点を置いた通信予備校が良いです。
(筆者はこれだけでは心もとないと感じたので、プラスして他校のオプション講座の受講と受験月刊誌の購読をし、より深い知識の習得と自信を付けることができました。)
勉強のスタートは前年度の本試験終了後の9月が理想的です。
この時期は各予備校が翌年度の試験向けに一斉に開校します。(2)年間スケジュール
勉強の年間スケジュールは選んだ予備校のテキストの配布スケジュールに合わせれば十分です。
どこの予備校も大体同様ですが、先ず「労働基準法」からスタートし、9月から翌年4月頃までに主要8科目を俯瞰します。
次に、5月から6月までは「労働・社会保険」と「その他の法令」、「一般常識」を学び、並行して過去問に取り組みます。
そして、仕上げの7月と8月には模擬試験(3予備校くらいを受験)を受けながら、うろ覚えの個所、間違った過去問等の総復習をし知識を定着させます。
(模擬試験の結果には一喜一憂しません。ちなみに筆者の模擬試験の評価はDでした。)
この最終期の勉強時間は(なるべく本試験と同じ時間帯で)、5~8時間必要になりますので、場合によっては家族の同意と協力も取り付けておく必要があります。
試験会場は早め(7月中くらい)に下見しておきます。(再受験の場合も同様です。)
⑴勉強方法
この試験の勉強方法は暗記することから始まりますが、内容をしっかりと理解しなければ直ぐに忘れてしまいます。
また、法律用語や判例などは独特の言い回しや表現があるため、慣れるまでは少し面食らうこともあります。
例えば、一つ「例」を挙げますと、
ある個別労働関係の紛争事件の判決文に、「・・・右雇止めの効力の判断にあたっては、解雇に関する法理を類推すべきである。」というような言い回しがあります。
このような、わかりずらい表現や難しい内容のものは余り深く考えすぎず、軽く流してしまうことがコツです。
そして、数か月後にもう一度読み直してみます。
『読書百遍 意自ら通ず』という格言どおり、「何だ、そういうことか。」と気づくことがあります。
間違えやすい個所や覚えずらい専門用語を記憶するためには、自分用のノートを作ると良いです。
暫く経って読み返すと、同じことを何度も記入していることに気づくことがあります。
つまり、そこが覚えにくい概念であることが分かります。
次に、参考までに一般的な3つの暗記法について触れておきます。
ア)五感をフル動員させて覚える
講師が話す映像を見ながら声のトーン、アクセント、目線、テキストの対応するページの位置等をセットにして記憶します。
そして、途中でDVDを一時停止し、慣用句や単語を紙に書きながら声を出して読み直します。(筆者はテキストの予習・復習はしませんでした。)
イ)「語呂合わせ」で覚える
例1)労基法→「割増賃金の算定基礎から除かれるもの」から・・
家族手当、通勤手当、別居手当、子女教育手当、住居手当 ⇒ カツベコトスム
例2)安衛法→「総括安全衛生管理者の常時100人以上の事業所ごとの選任」は・・
林業、鉱業、建設業、運送業、清掃業 ⇒ リンコウケンウンセイ
例3)労災保険法→「中小企業の規模要件の一つ」から・・
卸売業・サービス業は常時100人以下の労働者を使用 ⇒ オロシサービスヒャクニンマデ (※平成30年度選択式で出題実績)
ウ)情景を連想して覚える
例)厚生年金法・健康保険法→「法定16業種以外の事業」の2項・・
旅館を入ると左手にレストラン(飲食店)、右手にはクリーニング店と理容店、そして中央にはフロント(接客サービス業)が配置されている。(五つ)
⑵問題の解き方(攻略法)
大手予備校が行う本試験直後の受講生に対して行うアンケート結果などによると、合格基準点に達していると思われる受験者が相当多くいます。
しかし、合格発表を見ると案外合格者が少ないことに気づきます。
(平成30年度合格者2,413人、合格率6.3%)
この原因は科目別の「足切り」によって、総得点では合格基準点に達していながら、いずれかの科目が1点又は2点足りずに涙を飲んでいる受験者が多いことが推測されます。
受験者総数約4万人の中から合格者を6~7%程度までに絞り込む為の試験なので、出題される問題には「テキストには無い論点」や「引っ掛け」、「勘違いを誘う様な記述」等が含まれています。
それらの攻略法を知っていないとなかなか全ての科目の基準点をクリアーすることができません。
そこで、【選択式問題】と【択一式問題】のそれぞれの問題の解き方(攻略法)について触れて行きます。
ア)【選択式問題】の解き方
空欄に入る語句は先ず、自分の知識の範囲内で考え自分の言葉で入れてみる。その後で語群から一番近いものを選ぶようにする。(語群から先に見てしまうと、どれでも入ってしまうので迷うからです。)
最初の直感で選んだ語句を解答とし、後から絶対に訂正しないことです。(最初に選んだ語句や数字は正答率が非常に高いからです。)(筆者の経験)
マークシートの記入ミスに注意する。
例)解答の数字が「3」の場合、選択語群に②3と書かれていたため②をマーキングすべきところ、頭の中に3という数字が記憶されているのでうっかり③をマークキングしてしまうので要注意。(筆者はこれに引っかかりました。)
正解は「8月」が正しいのに焦ってただの「8」を選択してしまう。
選択語群には8と8月が混在していることがあるので要注意。
(筆者はこれにも引っかかりました。恥)
記憶が曖昧な場合の得点法・・
例)「次世代育成支援対策推進法」⇒101人か、「男女共同参画社会基本法」⇒301人か、どちらを選ぶべきか記憶が曖昧で迷った場合は、
「次世代育成支援対策推進法」⇒301人というふうに、敢えて交互の組み合わせで選択することで確実に1点を獲ることができます。(※平成30年度労一で出題実績)(筆者はこれを使いました。)
イ)【択一式問題】の解き方
一番長文の設問文は正答として選ばない方が得策です。
長文の場合どうしても正しい選択肢と思われがちですが、「誤り」であることが多いからです。
5肢のうち2つまでに絞り込んだ後、最後の1つの選択で引っかかってしまうことがあります。
この原因は記憶が曖昧な為、もっともらしい文章の方につられてしまうからです。
こういう場合は自分の持てる知識の中から最も正しいと思う方を選択します。
説問文がたったの1行だけのものは、数年前までは「誤り」の文章であることが多かったのですが、ここ最近は「正答文」のことがあるので、正しいと思った場合は他の長文の選択肢に惑わされることなく選ぶ勇気が必要です。
組み合わせ問題を解くコツは、例えば正しいものの組み合わせを選ぶ場合、逆に誤っている選択肢を先に見つけ、その頭の記号が含まれているものから消去していくことで意外と簡単に正解の組合せにたどり着くことができます。
年金二法に時間を要する事例問題が出題された場合や複雑な計算問題等は難問のことが多いので、常識判断で選択(スルー)してしまって次の問題に移るのもテクニックの一つです。
大問を解く順番は予め決めておきます。最初の労基法から解いていくと、
見たこともない判例を読むのに時間を割いてしまい焦ってパニックに陥りかねません。
最初は取っ付きやすい国年法→厚年法→健保法と進め、
中盤から労基法→労災法→雇用保険法を解き、残った時間で最後の常識問題を解くのが良いです。(筆者はこの順番で解きました。)
「一般常識問題」の「労一」あたりに考えても無理な設問があるので、足切りにかからないよう基準点の確保だけに注力します。
そして、他の大問の得点でその分を補います。
例えば、労基7点、労災7点、雇用7点、常識5点、健保6点、厚年7点、国年8点、合計47点のように目標の得点数を決めておくと「難問」(捨て問)も見切り易くなります。(筆者はこのように目標を決めて臨みました。)
試験時間の最後の方で時間が足りなくなり、問題文を読む時間が無くなった場合は、B,C,Dの何れかから選ぶと当たることがあります。
正解肢の最も多いのがB,C,Dで次いでE、最も正解が少ないのがAであることが多いです。(ご参考程度に!)
(ちなみに筆者は最後の常識問題の3問を全てDとしたらそのうち2問当たりました。)
8.試験日直前2週間の過ごし方と試験当日の心構え
⑴試験直前の2週間の過ごし方
試験日直前2週間は知識を定着させるための総復習と、各法令の横断整理を行います。
混同しやすい法令の条文等を洗い出して整理します。
例えば、健保法の「傷病手当金」と厚年法の「障害手当金」
雇用法の「日雇労働被保険者」と健保法の「日雇特例被保険者」
国年法の「改定率」と厚年法の「再評価率」等対比しながら復習します。
単語カードを使って数字の最終チェックをします。
予備校の模擬試験と予想問題を正誤を含めて全ての解説を読みながら復習します。
ただし、模擬試験の予想が当たる事は殆ど無いと考えた方が良いですので、出題形式や時間配分の練習程度に使い、多くの時間を掛けないようにします。
毎日のタイムスケジュールを決める場合は必ず全科目を行うようにします。
そして、試験日の前日まで例え2~3問でも全ての科目の問題を時間をストップウォッチで計測しながら解きます。
勉強が一通り終わったところで、自分なりの山を張ります。
例えば、「高額療養費は去年出題されたので今年は出ないだろう。」
「児童手当法は3年以上連続出題されているので、また出る可能性が高い。」
「確定拠出年金は誰でも勉強しているので今年は確定給付企業年金の方が狙われるかもしれない。」
「社労士法は必ず出るだろう。」等。
(※平成30年度試験で全て当たりました。)
※ 山が一つでも当たると気持ちに余裕が生まれ、運や勘も後押ししてくれます。
⑵試験当日の心構え
試験当日の朝は先ず、交通機関の情報をチェックし、朝食を摂り予定より1本早めの電車に乗ります。体調やアクシデントに対処するためです。
アラーム機能が付いていないアナログ式の腕時計を2個用意します。
試験会場に持参するテキストは各法令の1条、2条まで記載されているものかコピーでも良いです。
これは午前中に行われる【選択式試験】用です。試験開始時間まで気持ちを落ち着かせる為に読みます。
目的条文は必ず出題されますが、2条の方も重要です。そして、午後用には予想問題集を1冊用意します。
昼食はなるべく簡単で消化の良い物(おにぎり等)が良いです。水とチョコレートも持参します。チョコレートは脳を活性化させる効果があるようです。
お昼の休憩時間は午後の【択一式試験】の為に用意しておいた問題を、時間を計りながら1問か2問解いてみます。
これは頭を切り替え、謂わばアイドリング状態に持って行く為です。
試験開始の合図があったら、先ずやることは配られた自分の問題集に各大問の予定終了時刻を書き込みます。
例)国年13:50、厚年14:20、健保14:50、労基15:20、労災15:50、雇用16:20、一般16:50のように。
※試験の途中で残り時間等を計算すると時間のロスにつながるからです。
次に「問い」の頭で「正しいもの」を選ぶのか、「誤っているもの」を選ぶのか、勘違いを防ぐために鉛筆で「正しい」の部分に〇、「誤っている」の部分に✕を付けます。
【択一式問題】のマークシートの記入は、大問1問(小問10問)が終わった都度慎重にしかも手早く行い、科目、欄違いや漏れに注意します。
これから受験される方へ
時間が足りなくなっても、最後まで決して諦めないことが肝心です。ゆめゆめ「来年もう一度挑戦するか・・」(筆者が思ったこと)などと考えないことです。
何故かというと、
【択一式問題】で大問が6問全て7点獲れていれば、最後に残った大問は4点だけでも合格できる可能性があるからです。
社労士試験は合格率だけを考えると難関試験の一つに数えられていますが、基準点を突破すれば誰でも合格できます。
正に自分との闘いと言えます。
「自分はやるべきことは全て終えた。何処からでも来い!。」くらいの気持ちで臨めば「神様?」も味方に付いてくれるものです。
最後に、次の格言を引用し本ブログを終了とします。
『悲観的に準備し、楽観的に行動せよ!』
社労士試験の合格後から登録まで・・・,
60歳から65歳までを損しないで生きるには・・・
についても記しています。なお、本ブログで収益は得ていません。 (筆者)
60歳から65歳までを損しないで生きるには・・・
についても記しています。なお、本ブログで収益は得ていません。 (筆者)